2011年09月23日
大人の哲学小説

世間は旗日ですね。
皆さんどんな休日をお過ごしでしょうか?
私は有り難い事に今日のお昼はOFFの日です。
ゆっくりご飯食べて本読みました。
読了したのがこれ!
「ワイルド アイドル!」 花村萬月。
萬月さんの小説は新刊を除けば総て読破しています。
タイトルではないですが、小説界の私のアイドルです。
もうどれを呼んでも哲学が詰まっていて、感動&感心&共感ばかりです。
ここ最近の本は少しパワーダウンしているのは否めないですが、でも必ず読む作家さんです。
今回も萬月節満載でした。
萬月を知ら無い人が読むと、エロ&グロ&暴力に溢れた内容に引く方が多いと思います。
しかしそこに隠された、人間の本質や性が、むき出しになって迫ってきます。
この本質を前にすると下手に格好をつけて生きている自分が小さく感じます。
今回も引っかかる言葉がありました。
(苦労してつくりあげるものに対した物なんてない。苦労はいいんだ。その苦労が苦痛でさえなければ。でも、苦痛堪えて何かをするのは、大きな間違いだな)
哲学的な言葉ですね。
一見苦労=苦痛と思う人が多いですが、実はそうではないですね。
苦労を楽しめる人こそ幸せだし、その先には必ず結果がついてくる気がします。
自分はどうだろう?
正直今年は苦労の山盛り!
現在も進行中です。
でも苦痛には思っていないです(強がりではなく)。
現に毎日仕事行くの楽しいですもんね。
何とかその部分だけはクリアー出来ているみたいです。
でも本当は早く苦労もなくなって欲しいんですけどね。
でも苦労している時こそ大地に根を張っている時!
じっくり根をはって行きます。
さーDVDでも観ます。
Posted by マグ at 13:12│Comments(0)
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