2011年09月26日
やり続けた者の言葉の重さ

そぼ降る雨の月曜日。
ゆっくりまったり過ごしています。
夜のお出かけを前にパソコンしながら、音楽聞いています。
聞いてるのは珍しくメジャーどころ。
「Ray of Hope」 山下達郎。
35年音楽活動を続ける大ベテランです。
私も中学・高校では相当聞いたものです。
未だに現役で新しい音を出してくるのは脱帽です。
大人になってからは、それ程真剣に聞いてはないですが、今回のアルバムの評判が高いので聞いてみました。
成る程確かに、私が聞いてた全盛期の達郎の音のような出来栄えです。
懐かしくも新しい名盤です。
そんな達郎氏が音楽雑誌のインタビューでこう言っています。
(音楽は人を幸福にするためにある、でも人生は楽しいことばかりじゃないし、音楽が力になれないこともある。本当に悲しいとき、辛いとき、音楽は無力です。35年間、そのことと向き合ってきました)
よく(音楽は世界を変える)という事をいう人が居ます。
音楽をこよなく愛する私は断言します。
(音楽で世界は変わらない!)
そんなに世の中単純でもないし、甘いものではありません。
しかし音楽が持つ役割はもの凄くあります。
達郎さんはそのことを良く分かって発言しているのが伝わってきます。
カッコイイ言葉ではなく、何も出来ない無力な自分とチャンと向き合った言葉。
もの凄く染み入りました。
一つの事をやり続けた者の発する(言葉の重み)を感じさせてくれました。
さー夜のお出かけ準備します。
2011年09月25日
日本語はエロチック

秋の雰囲気に包まれた日曜日の午後。
皆さん如何お過ごしでしょうか?
私はまったり読書しとります。
その相方がこちら。
「たであい」 青柳拓次
青柳さんといえばリトルクリーチャーズのボーカル&ギター。
懐かしのイカ天でデビューしたんです。
その時確か彼らは高校生(私は大学出て東京で暮らしてました)
もの凄い才能の奴らが出てきたな~と感心したのを覚えています。
彼らはそれぞれ海外に音楽留学し、今も最先端で活躍しています。
この「たであい」は青柳さんがソロ名義で出した初のアルバム。
洋楽やJAZZなどの音楽に傾倒していた青柳さんが、何故か和に拘った一枚。
英語を使わず総て日本語で。
これが実にいい。
青柳さんのアコーステックギターと唄に、琴や太鼓・フルートやマリンバ。
代わりどころでは馬頭琴(モンゴルの伝統楽器)やトンコリやハルモニウム。
静かに自然に流れてきます。
そこに被さる日本語。
何てエロチック!
日本語の持つ侘び寂びを堪能出来ます。
知らず知らずの内に転寝してしまいました。
さー今からLIVEの準備に出かけます。
ここまでは無理ですが、皆さんを少しでも癒しの世界に誘えれば・・。
2011年09月23日
大人の哲学小説

世間は旗日ですね。
皆さんどんな休日をお過ごしでしょうか?
私は有り難い事に今日のお昼はOFFの日です。
ゆっくりご飯食べて本読みました。
読了したのがこれ!
「ワイルド アイドル!」 花村萬月。
萬月さんの小説は新刊を除けば総て読破しています。
タイトルではないですが、小説界の私のアイドルです。
もうどれを呼んでも哲学が詰まっていて、感動&感心&共感ばかりです。
ここ最近の本は少しパワーダウンしているのは否めないですが、でも必ず読む作家さんです。
今回も萬月節満載でした。
萬月を知ら無い人が読むと、エロ&グロ&暴力に溢れた内容に引く方が多いと思います。
しかしそこに隠された、人間の本質や性が、むき出しになって迫ってきます。
この本質を前にすると下手に格好をつけて生きている自分が小さく感じます。
今回も引っかかる言葉がありました。
(苦労してつくりあげるものに対した物なんてない。苦労はいいんだ。その苦労が苦痛でさえなければ。でも、苦痛堪えて何かをするのは、大きな間違いだな)
哲学的な言葉ですね。
一見苦労=苦痛と思う人が多いですが、実はそうではないですね。
苦労を楽しめる人こそ幸せだし、その先には必ず結果がついてくる気がします。
自分はどうだろう?
正直今年は苦労の山盛り!
現在も進行中です。
でも苦痛には思っていないです(強がりではなく)。
現に毎日仕事行くの楽しいですもんね。
何とかその部分だけはクリアー出来ているみたいです。
でも本当は早く苦労もなくなって欲しいんですけどね。
でも苦労している時こそ大地に根を張っている時!
じっくり根をはって行きます。
さーDVDでも観ます。
2011年09月19日
人は誰しも責任を押し付けて生きている

まったりと過ごすお休みの午後。
一本のドキュメンタリーを観ました。
「大丈夫であるようにーCocco 終らない旅ー」
監督は「誰も知らない」の是枝裕和さんです。
正直Coccoはそれ程知らないので監督の名で観た1本。
Coccoという存在は実に難しい。
デビューの頃は何時でも死んでもいいと公言していました。
そんな彼女が、沖縄の基地問題や六ヶ所村の原子力の再開発施設の話を中心に語ります。
音楽の演奏のシーンは少なめで、彼女の語りが大部分を占めています。
沖縄が日本の責任を総て負わされていると思ったけど、原発の問題やその外の問題では、沖縄も他の県に責任を押し付けている事に気づいた、と彼女は言います。
真面目で問題から目が背けられない彼女は、現在拒食症で入院中と最後にクレジットで流れます。
重たくて答えの出ない話題ですが、一つの光はあれだけ死にたいと言っていた彼女が、生きたいと思い直した事。
歌唄いである彼女にしか出来ない事の重要性に気づいたのかもしれませんね。
本筋とはそれますが印象に残った言葉があります。
(技の勝負でなく、アジの勝負。続けている人の強さ)
というセリフです。
高齢のミュージィシャンをみて彼女が感じた言葉です。
これって私が朝ブログに書いた事に似てる気がしました。
経験や年月は技術やテクニックでは真似の出来ない深さを生みます。
音楽だけでなく生き方そのものにです。
つまりそれが大人の味わいだと言う事です。
上手いとか下手ではなく、続けていく事で生まれる味わい。
それは若いものには幾ら真似しても出来ない事です。
続けていく事の大切さを再確認しました。
商売も音楽も人生も、諦めずに続けていきます。
最後に 沖縄の方 原発を抱える土地の方 私達の生活は、沢山の方の犠牲や我慢で成り立っています。
感謝です。
2011年09月18日
想い出とは誰かとの共有で成り立つ

嵐の前の静けさ。
とでも言いましょうか?
日本酒会の直前ですが、まったりとお昼を過ごしています。
何事も静と動、ONとOFF、陰と陽が大切です。
心鎮めながら読み終わった一冊。
「天国旅行」 三浦しをん
遺書をテーマにした連作短編集です。
もの凄く印象に残った言葉があります。
(この歳になると、若い時分が夢か、かって読んだ小説の中の出来事の様に思えてくる。記憶を共有するものが、一人減り、二人減りするからかもしれない)
この一文には成る程!と思ってしまいました。
想い出とは共有する誰かが居てこそ、その実態を浮かび上がらせる。
やはり人は人との関係において不確かな何かを確立しているんですね。
いい言葉です。
さー静の時間は終わりました。
動のお仕事に向かいます。
2011年09月17日
ひとりぼっちだった私

明日に控えたフィリップ・ハーパーを囲む会。
日々仕込みに追われてますが、今日は昼過ぎまでまったり。
そんな貴重な時間を有効利用。
一本の映画を観ました。
「Nowhere Boy」
今は亡きジョン・レノンの若き日の物語です。
ジョンは訳あり、産みの親と育ての親が居ます。
その事情を描いた映画です。
そしてビートルズが結成される直前の話も描かれています。
小学生時代にビートルズの洗礼を受けた私にはピッタリの映画です。
映画のタイトルはビートルズのアルバム「ラバーソウル」の中に納められたジョンの曲「Nowhere Man」からとった物。
何を隠そう私が大人数の前で初めて演奏した曲です。
中学三年の文化祭。
その頃まだエレキギターは不良のやるもの、と言われていた時代です。
何とか文化祭で演奏させて貰える様に、連日職員室に話し合いに行きました。
何とかOkが出たのですが条件がつきました。
ビートルズの曲ならOK、それもR&Rでないものなら。
何にせよ何百人の前で演奏ができるんですから、二つ返事でその条件を飲みました。
そして数あるビートルズの曲から選んだのがこの曲。
歌詞の意味などその当時は深く考えませんでした。
しかしこの映画をみて、歌の持つ意味が一気に体に染みこんで来ました。
ジョンは天才ではあるが、皮肉屋としても超一流。
その性格はこんな家庭環境から生まれたんですね。
エンディングにジョンの曲「マザー」がかかります。
この曲も昔聴いた時は、何てこと無い普通の曲に感じましたが、この映画を観た後だと感じ方が全く違います。
ジョンほどでは無いですが、私も早くに父を病で無くし母子家庭で育ちました。
人に上手く入り込めない性格は似ていると思います。
でもこのブログのお陰で少し柔らかくなれた気がします。
ひとりぼっちだった私。
しかしここ数年で仲間が何百人と増えました。
要は自分の相手に対する姿勢ですね。
監督はサム・ティラ=ウッドという女性監督です。
オープニングに誰で一度は耳にした事がある「ハードディズナイト」のワンコードが鳴り響きます。
Dsus4-7というギターコード。
この音で一気に映画に惹き込まれました。
やるなこの監督。
ビートルズや音楽好きは当然、全く興味なくてもイイ映画として観れますよ!
さー日本酒会の仕込みに行きますよ!
2011年09月11日
ファンタジーの中の反戦

たった今観終わったDVDはこれです。
「ミックマック」 ジャン=ピエール・ジュネ監督
「デリカテッセン」でカルト的にデビュー。
そして「ロスト・チルドレン」で衝撃を与え。
「エイリアン4」では少しズッコケ。
「アメリ」で一般的にもブレイクした監督です。
全体的な内容はファンタジーですが、反戦も織り込まれています。
監督の作品にしては今一でしたが、映像美は流石。
何度もハッとさせられるシーンがあります。
絶対売れる「ハリーポッター」監督の要請をけってこの作品を撮りあげました。
映画ファンとしてはこの選択は大歓迎ですね。
捨てられた廃品で軍事企業を懲らしめる。
監督らしい発想でした。
さー準備して夜の仕事に出かけます。
2011年09月11日
見えないところで伸びてる

まったりと過ごしてる日曜日の午後。
皆様如何おすごしでしょうか?
只今読み終わった本。
「ボックス!」百田尚樹。
既に映画化もされた人気作ですね。
タイトルからも分かるように、ボクシングに青春をかける二人の若者の成長譚です。
内容は如何にも映画むきというか、スポ根漫画タッチで読みやすいです。
なので小説としてはそれ程感動はありませんでした。
でも幾つかいい言葉がありました。
(ボクシングは自分のリズムで動くと疲れへん。しかし相手のリズムで動くと倍疲れる)
これは人生や仕事含め、生き方論に通じる所もある言葉ですね。
兎角人は第三者や世間と自分を比べたがる。
それでリズムを世間にあわせて、自分のリズムを見失う。
結果人生に疲れたり、自分の幸せを見失う。
自分のリズムをしっかり持つことは大切ですね。
またこんな言葉も。
(「練習したら練習した分、伸びるでしょう。それが楽しいんです。」「伸びが見えない時もあるでしょう?」「見えないところで伸びていると信じるんです」)
今の自分には心から信じたい言葉ですね。
努力しても結果が出ない事が多いと、どうしても今やっている事に確信をもてなくなりますね。
でも見えない所で芽は出ていると信じれば、今の苦労も楽しく出来ます。
そう信じて日々頑張るしかないですね。
内容的にはソコソコでしたが、気持ちの良い青春群像小説でした。
さてお次はDVD観ます。
2011年09月05日
あなたは幸せですか?

要約雨風止まりましたね。
本と長~い台風でした。
お陰で沢山本が読め、DVD鑑賞出来ました。
もの凄いイイ本に出会ったので皆さんとシェアしたいと思います。
「幸福論」PHP研究所
50人弱の著名人が幸福について語っている本です。
いや~やられました。
何度も頷きながら読んでしまいました。
印象に残った言葉を幾つか書いておきます。
(正解はこれしかないと決め付けるから辛くなる、これが正解だと決め付けるから、そこに辿り着けない人が苦しむことになる。人生は台本通りには進まない。その人なりのアドリブがあるから楽しい。)萩本欣一
(幸せと言う言葉は元々勝手に人間が作り出した単語にすぎません。この言葉があるから、じゃ幸せとは何ぞやと考え始めるわけです。もしこんな言葉がなければ、幸せとはなどと考え悩む事はありません。反対の不幸せという考え方もなくなる)黒鉄ヒロシ
(あまりにも幸福を追い求めすぎると、幸福そのものが見えなくなる)陳舜臣
(たとえば花の名前を知っていたところで何の役にも立たない。でも花の名前を知る事で人生は豊になる。)浅井慎平
どれもいい言葉ですね。
そして極めつけの感動した言葉がこれです。
(自分の幸福のサイズ。それは大きければいいというものではない。用心深く小さいのも寂しい。そのサイズをどの辺りに置くかがその人間の器量なのかもしれません。そしてそのサイズは、皆が違うものであって当たり前なので)山田太一
山田太一さんは言います。人間40歳も過ぎると自分の出来る事、出来ない事。必ずやり遂げたい事、諦めなければいけない事、が見えてきます。それを一つずつ眺めていけば、自分の幸福のサイズが自然と見えてくると。
確かのその通りですね。
いい意味で自分の限界や特性を知るのは、幸せを感じる第一歩かもしれません。
人や世間と比べるのではなく、ちゃんと自分と向き合ってサイズを知る事。
40過ぎには必要な事ですね。
さー心の充実感を本で得たところで、胃袋に満足感を得に出かけます。
本と私は幸せ者です。
皆さんに感謝です。
2011年09月05日
市役所の人間は皆読むべし!

皆さんただいま。
今日も台風の影響が残っていたのでお店はお暇。
大学院に合格したお客さんの祝いをしながらダラダラ営業しました。
昨日も言いましたが、こんな天気の日に来てくれる方は神様ですね。
感謝です。
今日のお昼から読み出して、一日で読み終わった一冊。
「県庁おもてなし課」有川浩
観光事業から乗り遅れた高知県の市役所の観光課。
何とか少ない予算で街の活性化を図ろうと主人公が孤軍奮闘する話です。
物語として別段特筆する点はありませんが、もの凄くリアル感ありました。
自然と現在の豊橋の状況と重ね合わせて読んでいました。
大きな観光施設や売り物が無い中核都市。
他県から人を呼ぶ事をあきらめた街。
正に豊橋にダブりました。
でもこの本には活性化のヒントが山の様に書かれていました。
いい言葉も沢山ありました。
「元からあるもんの売り方を変えるということ」
「あれもない。これもない。何もない。-(ない)の中に埋もれた(ある)がある」
勿論この小説自体はフィクションですが、ちゃんとお金をかけずに成功している街があります。
本の最後にはその実例とインタビューが掲載されています。
市役所の人間は全員読むべきですね。
豊橋にも(ある)ものは沢山あります。
でもそれを活かしてないだけ。
読めば目から鱗の筈ですよ!
自分自身地元の特産物の商品開発の仕事も手がけてます。
相当勉強になりました。
さー明日はお休み。
なので夜更かし出来るのでDVD観ます。
2011年09月04日
心を持たない相手だからこそ、心を打ち明けられる

まだまだ雨風弱まりませんね。
夕方には弱まるそうですが、どうでしょうか?
まったりと過ごす日曜日のお昼。
とりあえず1本のDVDを観ました。
「トルソ」という日本映画です。
トルソとは胴体部分のみの彫刻で、美術のデッサンなどに使われます。
主人公のアラフォー女性は、この人形を愛してます。
というか人との面倒な関わりを避けて生活しています。
そこに性格の全く違う自由奔放な妹が転がり込んできます。
生活は乱されイライラが募りますが、彼女の心に変化が・・・。
といった感じの内容です。
監督は山崎祐という人。
是枝裕和監督の作品の総てを撮影したカメラマンです。
なので流石に映像は素晴らしい!
トルソとの息を飲むシーンは素晴らしかったです。
さて次ぎは本でも読みますか。
2011年08月29日
女性の美に対する執着心の凄さ

皆さんお早うございます。
今日は定休日!
なので昨夜は夜更かししても大丈夫と思い、本を読み出したら知らぬ内に寝ていた43歳ですが何か?
今朝は夏を忘れないようにと空が語りかけるような天気ですね。
昨夜読みきろうと思って読んでた本ですが、結果朝起きてから読み終えました。
「モンスター」 百田尚樹。
百田さんは(永遠の0)というとてつもない傑作を書いた作家さん。
その年の私の読書ベスト10に入った感動的な本でした。
その記憶があったので、この本もかなり期待して読みました。
人並みはずれた不器用な顔で生まれた主人公が、美容整形に嵌り美人へと変化していきます。
そしてその執念は、彼女の心にモンスターを作り上げていきます。
男にはそこまで?と思わせる女性の美への執着が描かれていました。
作品としては凡庸でしたが、鬼気迫る想いは感じる事が出来ました。
でも朝から読む本ではないですね・・・。
さー今日はお休み♪
美味しいモノ食べて・何時ものほしのさんでまどろんで・古本屋巡りして、夜は浜松遠征飲みです!
予定満載なワクワクする休日を過ごせそうです。
途中経過UPできたらしますね。
2011年08月28日
抑圧された人間の怖さ

久々にまったり過ごしている日曜日の昼下がり。
扇風機のぬる~い風にあたりながらDVD観終わりました。
本日のお相手は「白いリボン」という映画。
オーストリアの鬼才ミヒャエル・ハネケ監督作品。
カンヌ映画祭でグランプリを受賞した作品です。
第一次世界大戦前のドイツの閉鎖的な山村が舞台。
伯爵や牧師や医師という特権階級が権力を持つ時代。
そして世界大戦前の不穏な空気感。
それらが抑圧されていた何かを動かしだします。
次々と起こる事件。
崩壊していく村のシステムと信頼関係。
果たして犯人は?
全編モノクロの映像で、冒頭から禍々しい雰囲気に包まれています。
観終わっても犯人分からずじまいだし、結果何が言いたかったのよく分からない状況。
でも言葉に出来ない不安感と威圧感は胸の中にシコリとして確実に残ります。
これがハネケ節ですね。
衝撃作「ファニーゲーム」が直接的な暴力映画だとした、この映画は人間の真相心理に忍び込む見えない暴力映画とでも言いましょうか?
決して万人向け映画ではないですが、流石カンヌグランプリと思わせる、言葉に出来ないパワーありました。
さてもう一本DVD観ますか・・・。
2011年08月13日
思春期を描いた傑作

今日はお店はお暇でした。
お盆は郊外店はお客さんの流れが読めない!
まー毎年そうですから心の準備は出来てました。
暇な時は割り切って読書に時間を割きます(現実逃避か?)。
今日一日2時間で読み終わった一冊。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 桜庭一樹。
桜庭さんの作品は直木賞受賞作「私の男」や傑作「ファミリーポートレイト」から嵌って読んでる作家さん。
でも本当はこの頃の作品の様な、思春期の少女の心を描くのが得意な作家さん。
遡った形で数冊読んでますが、この作品は凄かった。
ちょっと読み終わった後に震えが来たほどです。
印象に残った部分を紹介します。
(あたしは、暴力も喪失も痛みもなにもなかったふりをして、つらっとしてある日大人になるだろう。友達の死を若き日の勲章みたいに居酒屋で飲みながら憐情たっぷりに語るような腐った大人になりたくない)
どんなに大人になりたくなくても、人間は知らない内に大人になっていく。
特に少女はその変化が激しいんだろう(男には分からない部分です)。
井上揚水の名曲「いつのまにか少女は」の一説にもこうあります。
(君は静かに音もたてずに大人になった)と。
男は何歳になっても子供のまま。
少女は女に変わって行く。
その変わり目の危ういバランスの瞬間を見事に小説にしてあります。
桜庭さんしかり、三浦しをんさんしかり、森絵都さんしかり。
テーンズ小説からデビューした人達は、初期の作品に同じ様な傑作が多い。
でも今はその影など見るよしもありません(勿論違うベクトルでイイ作品は書いてますよ)。
作家である彼女達自身も、知らぬ内に大人になり、少女の危うい感性は消えてしまっているんでしょう。
この瞬間でしか書けなかった傑作だと思います。
暇なお陰で震えるほどの読書体験をさせて貰いました。
良い本に出会えて感謝です。
2011年08月07日
久々に重厚な大人のサスペンス

まったりとした日曜日の午後。
一本のDVDを観ました。
タイトルは「瞳の奥の秘密」です。
スペイン=アルゼンチンの合作映画です。
2009年アカデミー賞優秀外国映画賞受賞作です。
引退した刑事事件裁判官が、過去の未解決殺人事件の謎を追う物語です。
そこで新たになる真実を淡々と描いてあります。
ハリウッドの映画と違いフドンパチや過剰な演出はありません。
昔のハードボイルド小説のように、真実を丁寧に積み上げていく感じです。
二時間少々があっというまに感じる程嵌り込みました。
いや~久々の大人のミステリーを観たという感覚です。
印象に残った言葉があります。
「過去に囚われると、未来を失う」という一言。
その通りですね。
失敗した過去・出来なかった後悔ばかりしていたら、輝かしい未来を掴み損ねます。
映画の主人公もエンディングでは過去の呪縛から解き放たれます。
大人が観れる映画が少なくなった昨今。
貴重な映画な気がします。
心が豊になったので、夜のお仕事頑張ります!
2011年08月05日
眠いの我慢して読みました

朝早かったので、昼御飯食べたあとは眠たい・・・。
パソコンしてても、DVD観てても、本読んでいても眠い・・・。
自然とまぶたが閉じてきます。
何とか眠気に勝って読んだ一冊。
「どんな時代もサバイバルする会社の社長力養成講座」 小宮一慶。
経営コンサルタントの書いた一冊。
印象に残った言葉。
(満足より上に感動がある。満足は、ただ期待した通りの事が起こったに過ぎない。感動は、期待していたこと以上の事が起こった時に感じる)
(お客さんは製品の不具合は少しくらいなら許してくれますが、サービスの悪さは決してゆるしてくれない)
他にもイイ言葉沢山ありました。
勉強になります。
でも眠気に勝てないので、少し昼寝します・・・。
2011年07月31日
メチャクチャイイ映画だった

たった今観終わったDVD。
「闇の列車、光の旅」
メキシコ映画で、日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガ監督の作品です。
移民とギャングの話なんですが、これが実にイイ。
扱っているネタはかなりシリアスですが、内容は青春ロードムービーといった感じなんで、観やすいです。
観終わった時、日本の素晴らしさを再確認します。
さー心が豊になったので、夜の仕事に向かいます!
2011年07月31日
銀座まるかん創設者の教え

日曜日の昼下がり。
まったり過ごさせていただいてます。
読み終わった本。
「お金儲けセラピー」斎藤一人著。
斎藤一人さんは、銀座まるかん創設者で、何度も高額納税者番付に名前が載る人です。
タイトルからすると、お金儲けのテクニック的な話の感じがしますが、全く違います。
人生を豊にする話に溢れた良書でした。
印象に残った言葉があります。
(よく商いとは、飽きずにやることなんだと言う人がいますが、それは違う。大事な事は、お客さんが飽きないという事なんです)
どうです?
商売人には目から鱗の言葉ではないでしょうか?
商いは飽きない事、と昔から何度も聞かされてきましたが、実はそれは店側の理論だけ。
大切なお客さんの事を不在にしています。
大事なのはお客さんを飽きさせないこと、心に刻みます。
そして斎藤さんは〆にこう言います。
(良く生きる方法と、よく稼ぐ方法とは一緒。人生の生き方を覚えたら商いなんてわけない)と。
精神的に豊に生きられれば、経済的に豊になる事も同時についてくる。
核心を付いた言葉ですね。
豊な人生とは心の豊かさが先行しないとありえない。
豊な人間になれるよう、仕事だけでなく、大切な人間関係、本や音楽や映画などの感性を日々磨いていかないとね。
ゆっくり過ごす日曜日の午後に心に染みる読書でした。
さー感性磨きに映画鑑賞します。
2011年07月23日
ほ・ん・よ・ん・だ





まったりDVD鑑賞してます。
一本目観たところで休憩がてらブログUP!
この二週間で読んだ本です。
短編集が多かったので、意外に沢山読めました。
「傍聞き」長岡弘樹。
特に秀逸でした。
何時か必ず直木賞とるでしょう。
さー二本目のDVDにとりかかります。